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◎セックスレスを理由に離婚できるのか
Q
結婚してかなり経つせいか、この３年くらいは夫にセックスを拒否されています。そのため、夫婦関係がうまくいっていません。
セックスレスを理由に離婚請求することはできいますか？ |
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A
性交渉がないときでも、そのことにおいてお互いが納得していれば特に問題ありません。
しかし、夫婦のどちらかが性交渉を望んでいるのに、他方が応じないという場合もよくあります。
このような状態が長く続けば、夫婦関係にもひびが入ることになります。
病気や老齢などの理由から、当事者同士の合意があるような特段の事情がない限り、婚姻後長年にわたり性交渉がないことは、原則として婚姻を継続しがたい重大な事由にあたるという判決がでています。
これは、セックスレスだけで離婚が認められるわけではなく、その結果、夫婦関係が破綻しているかどうかが判断されます。
●性的異常や性交不能の場合
性的異常で問題になるのは、相手が拒否するのに異常な性行為を継続的に強要する場合です。
このようなときは、婚姻を継続しがたい重大な事由として離婚が認められます。
性交不能（インポテンツやED・勃起障害など）の場合は、性的異常よりさらに婚姻を継続しがたい重大な事由に街頭するでしょう。
最高裁の判例でも、夫婦生活に影響ないと医師に言われたのに、１年半の同居期間中性交不能であったとして、離婚を認めています。
・婚姻を継続しがたい重大な事由
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